J.MATH(ジェイマス)の著者は、最終的にTOEFL:104点、GMAT:710点を取りMBAに行きましたが、その道を平坦ではありませんでした。
TOEFLは30回以上、GMATは5回受験し、予備校、参考書、オンライン学習等できることは全てやり、ここだけの話、約500万円かかりました。ここでは、それでも誰かの役に立てるかなと思い、全貌を記載しました。なお、数学は単語の確認のみで、毎回51点満点取れており、むしろ文系の受験仲間に教えていたので、彼らの受験対策および経験を踏まえたおすすめの学習方法案をお伝えします。
TOEFL- 1.概要
※現在のルールと違い、毎週かつ1日2回でもTOEFLを受験できたため、その前提とご理解下さい。
受験前の実力は、TOEIC700点程度。受験前年の1月から準備を開始し、3月末までアゴスの標準的な授業を受けました。4月から受験開始し、5月に90点を超え、その際の点数の内訳は、R:27、L:24、W:28、S:15。そこからは、苦手範囲の対策をしながら9月までは2週間おき、それ以降は毎週受験し、始めて100点を超えたのが11月、最終的には12月に104点が出て、無事志望校の基準をクリアしました。Sが本当に苦手で最終的には19点でしたので、留学経験のない日本人でも21点は取れると言われている受験層の平均より低いです。その代わりにR、W、Lは29点、30点満点を取れていました。理系人間なので、感覚的に読むより、単語と文法をしっかり理解して論理的に読めるようになってからR、W、Lの点数が安定してきました。
その代わりにR、W、Lは29点、30点満点を取れていました。理系人間なので、感覚的に読むより、単語と文法をしっかり理解して論理的に読めるようになってからR、W、Lの点数が安定してきました。
TOEFL – 2.予備校
- アゴス・ジャパン
- 言わずと知れた最大手予備校です。TOEFL、GMAT、エッセイ対策等何でもあります。また、情報が非常に豊富で、過去の受験生の獲得点数と合格校の一覧をはじめ、情報の多くはHPから誰でも取得できます。Wのフォーマットをはじめ、最低限必須の内容は教えてくれます。また、大手予備校の良い点の1つは、同じ受験生とのネットワークが作れる点です。他の予備校や参考書の情報など、受験仲間から得られた情報は沢山あります。
- MBA受験を決めてから、まず向かい、TOEFLは、◯◯コース、◯◯コースを受講しました。苦手は◯◯だと認識したので、他の予備校、オンライン学習等で補足しました。
- Web トフルテスト対策
- 元大手予備校の人気講師であった葛山先生が教えるオンラインコースです。講座の特徴を客観的に◯◯
- RとLのみ受講しました。非常にわかりやすく、◯◯◯(葛山先生が見る前提でいいところをつらつらと)
- E4TG
- スピーキング専門の塾です。塾長のドナルド氏は定期的にTOEFLを受験しており、日本人の発音や文法ミスを踏まえて採点基準を確認しています。その上でオリジナルの類似問題を作成し、生徒の録音した音源に対して、採点と解説をしてくれます。模範解答として、アメリカ人アナウンサーの音源と、日本人の生徒の音源を配布してくれるため、受講後に自宅で発音の復習ができます。また、どうしても発音に苦しむ生徒は、シカゴにいる発音矯正の専門家との面談および独自トレーニングを受講できます。
- Sの点数が長い間上がらず、発音矯正から取り組みました。他の科目がもう点数を上げる余地がないところまで来ていたので、この塾がなければ決して100点を超えられなかったでしょう。
TOEFL – 3.参考書
ここに掲載している参考書以外にも購入していますが、特に役立ったと思う教材のみあげています。
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- 3800
おすすめ度:★★★★★
単語帳として使用したのはこれだけです。Level3まで覚えれば、オフィシャルガイドがかなり読めるようになるはずです。(GMATもあるので、結局Level4まで全て覚えなければなりません。)CDも付いているので、見たことない単語はLeading対策で念のため、音源を確認しました。
おすすめ度:★★★★☆
途中から、感覚で読むのではなく、単語と文法を抑えてロジカルに読むという作戦にしたので、文法はしっかりと復習し直しました。これは、同じ作戦の人には(理系出身者におすすめ)ぜひ押さえていただきたい教材です。
おすすめ度:★★★★☆
大学受験の時から有名な英文法の参考書。ENGLSIH EXで復習しつつ、詳細を知りたい場合の辞書として活用しました。
おすすめ度:★★★★★
テーマ別トピックを英文と単語解説でまとめている教材です。馴染みのないトピックの背景知識をつけるのに役立ちました。これは、人文・社会科学の中級編01ですが、他にも初級編、中級編、自然科学編等シリーズとなっているので、苦手な範囲は一読しておくと英文が読みやすくなると思います。
おすすめ度:★★★★★
誰もが実施するオフィシャルガイド。私の場合は1月〜3月に、アゴスで授業を受けつつ、単語・文法の復習しつつ、オフィシャルガイドを解きました。
TOEFL – 3.その他
- Listening対策のシャドーイング/ディクテーション
みなさんが言うように、やはり私もこの2つをとことん実施したことにより、Listening力が飛躍的に伸びたと感じています。音源はやはり本試験に近い方が良いと考え、オフィシャルガイドを使いました。 - Writing対策用のグラマーチェックサービス
- Ginger
- 無料でスペルミスや文法ミスをチェックしてくれる添削サービスです。文字数が少なく何回かに分けて入力しなければならないところが難点です。
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- Grammarly
無料版と有料版があり、スペルミス、単複、冠詞などの基本的なミスを指摘してくれる添削サービスです。有料版は、ワードチョイス(ネイティブにとって自然な表現)や、繰り返しが多い単語の通知、時制、適切な前置詞を教えてくれる機能等があります。
- Grammarly
- 単語暗記用アプリ
単語帳で覚えるのも飽きてくるので、時にはこのようなツールでゲームで覚えました。
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